【取引先へ贈るお中元】ビジネスマナーを押さえた品物の選び方4選

【取引先へ贈るお中元】ビジネスマナーを押さえた品物の選び方4選

お中元をはじめ、ビジネス上のギフトには、作法や選び方があります。

上司から「〇〇さん、取引先にお中元を見繕って、手配しておいて」とお願いされたときに、押さえておかなくてはいけないビジネスマナーとおススメの品物をご紹介します。

お中元の由来

中国では、1月15日を「上元」、7月15日を「中元」、10月15日を「下元」といい、これらを「三元」と称し、それぞれの日に祖先へのお供えをし、身の穢れを清めました。

これらが日本に伝わり、中元だけがお盆と重なり、一族のものが祖先への供え物を持ち寄った風習と相まって、中元贈答の習慣ができたと言われています。

 

お中元は、誰が誰に送る?

日ごろお世話になっている方へ感謝の気持ちと、末永いお付き合いをという気持ちを込めて贈ります。一般的には親や兄弟姉妹、親戚、職場の方、かかりつけ医、仲人などに贈ります。

また、ビジネスシーンでは、会社名義で取引先に贈ることで、お付き合いの感謝を伝えます。

ビジネスシーンでのお中元には、贈り方のマナーがありますので、把握した上で失礼のないよう、贈りましょう。

 

取引先に贈るお中元マナー その1 時期

お中元を贈る期間は、地方によって異なります。首都圏では、お中元を7月上旬から7月15日ごろまでに贈るのが習慣ですが、最近では6月下旬から7月15日頃までに贈るのが一般的になりました。

7月15日を過ぎたら【暑中お伺い】【暑中御見舞い】とし、立秋(8月8日か9日)を過ぎたら【残暑お伺い】【残暑御見舞】として贈ります。

なお、お中元は、先方が喪中の場合でも贈ってもかまいません。ただし、忌明けが過ぎてから贈るほうが良いでしょう。

首都圏以外では、7月上旬から8月15日頃(旧盆は毎年変動)がお中元の期間ですが、8月15日を過ぎたら【残暑お伺い】【残暑御見舞】として贈ります。

 

取引先に贈るお中元マナー その2 予算

フォーマル用途のギフトの場合、贈る品物には予算相場があります。相場よりも低い金額の品を贈ることで失礼に当たってしまうこともあり得ますし、相場よりも高い金額の品を贈ることで、気を遣わせてしまうこともあり得ます。

相場を把握し、その範囲で贈るほうが、無難でしょう。

取引先へ贈るお中元の予算の目安は、5千~1万円です。

 

取引先に贈るお中元マナー その3 熨斗や包装

お中元で品物を贈る際には、熨斗紙(のしがみ)をおつけし、包装をするのがマナーとされています。

熨斗紙には、表に描かれている線(水引といいます)の本数や色、結び目の形状、熨斗(熨斗紙の右上に記載される小さな飾り)の有無に違いがあり、使用用途によって選ぶべき種類が異なります。

お中元の場合は、「紅白」「5本」で、「蝶結び」「熨斗あり」の熨斗紙を選ぶのがマナーです。

表示例)熨斗紙データ提供サイト:熨斗紙素材館(noshisozai.com)

表書き(水引の上)には「お中元」と表記し、水引の下に御社(あなたの勤めている)の会社名や屋号を記載します。

包装は、SDGsの観点から包装を簡素化する流れになっていますが、まだまだ慣習では、お中元のようなフォーマルな贈り物の際には包装をすることのほうが、まだ多いようです。

箱の上に熨斗紙を貼り、その上から包装するのを”内熨斗(うちのし)”、箱の上に包装をし、その上から熨斗紙を貼るのを”外熨斗(そとのし)”と言います。どちらもマナーに適った包装方法ですので、手土産でお持ちするときには外熨斗、宅配などでお送りするときには内熨斗、という使い分けでいいでしょう。

以上、熨斗紙と包装に関しては決まりごとが多いため、ギフトは専門業者にお願いするのがやはり安心です。

 

取引先に贈るお中元マナー その4 ギフトの選び方と筆者のおススメ

定番なのは、お酒・お菓子。お酒は喜ばれるけど・・・

お中元で「もらってうれしかったもの」ランキングで、いつも上位にランクインするのが、お酒です。たしかにお酒がもらえると、家計の助けになりますし、お酒が好きな人にとってはこれ以上ないギフトですよね。

ただし、お酒の弱点は「もらってうれしくなかったもの」ランキングでも上位に来てしまうことです。お酒を飲む人にとってはうれしいですが、飲まない人にとっては全く無用なのがお酒です。特に、取引先に贈るとなると、人を選んでしまうものです。

替わって良いのが、お菓子です。どんなものがうれしいか?とアンケートを取ると、「自分では買わないものが届くとうれしい」という声が上がります。少し特別感のある、しっかりした箱に入ったお菓子が届くと、それだけで気分が上がるものですよね。

個包装で長持ちな商品が良い

「食べ切るのが大変」なギフトは注意が必要です。果物の詰め合わせやケーキなどの生菓子、 瓶詰めのジャムなど賞味期限が早かったり、一度開けたら早く食べ切らなくてはいけない、といったギフトは贈り先に食べるのを急かしてしまいます。お菓子を選ぶ際には、個包装されていて、日持ちのする品物が良いでしょう。

また、個包装であれば、取引先の方々が、それぞれに分け合って持ち帰ることもできます。

和洋折衷だからうれしい、カステラ

カステラはその細長い形状から、「末永くよろしくお願いします」という意味を込めて、取引先へのお中元の品として選ばれてきました。

和洋折衷な品物ですので、年齢層の高い方から、若い世代まで、お相手の年齢も選びません。

本八幡カステラなら

お相手の気持ちを親身に考えているあなたにピッタリのギフトがあるんです。それがこの本八幡(もとやわた)カステラ

本八幡カステラであれば、お中元にあった予算で商品が選べて、マナーに適った熨斗紙を御社名入りで印刷、大切に包装致します。
ご注文のフォーマットを入力していただくと、御社専用の担当者がつきます。手間のかかる複数の贈り先への配送も、かんたん3ステップで配送致します。

 

本八幡カステラは、スイーツを作って40年のベテランパティシエが考案した、しょうゆが入った新感覚のカステラです。

生地にはケーキで使われるスポンジ生地をベースに水飴やはちみつなどの和の甘みを配合。
バターは一切使わず、ヘルシー志向の方に人気のグレープシードオイルを使用。健康への気遣いと口あたりのなめらかさを両立しています。

 

スタッフが1つ1つ丁寧に個包装しているので、防腐剤・保存料は使わずに約6週間という安心の賞味期限を実現いたしました。

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お中元をいただいた時のマナー

一般的にお中元をいただいた際に、お返しは不要です。品物が届いたら先方にお礼の連絡を入れます。さらに後日御礼状を書くことができれば、礼儀に適った対応と言えます。

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